掲載店利用規約

一般社団法人 出前タクシー食べタク(以下、「運営会社」という。)が運営する「食べタク」を利用する飲食事業者は、本規約に同意するものとする。
なお、本規約は、「食べタク」ウェブサイトに掲載される事業者のほか、「食べタク」ウェブサイトには掲載されないものの運営会社が運営する「食べタク」の配送事業を利用する事業者にも適用されるものとする。
以下、本規約では、「食べタク」ウェブサイトに掲載される事業者及び「食べタク」の配送事業のみを利用する事業者を総じて『「食べタク」利用事業者』という。

第1条(「食べタク」利用条件)
1 「食べタク」ウェブサイトへの掲載を希望する事業者は、「食べタク」ウェブサイトに掲載する。「食べタク」のウェブサイトへの掲載を終了する場合、「食べタク」掲載事業者は、事前に運営会社に対して掲載削除希望の連絡をしなければならない。
2 「食べタク」利用事業者は、当該事業者の取扱商品中に汁物や飲料など型崩れしやすい飲食物(例えばラーメン・蕎麦・うどん・スープ・スープカレー・味噌汁・鍋料理・テイクアウト容器に入ったドリンク等)がある場合、運営会社にその旨を報告しなければならない。
3 前項の報告を受けた場合、運営会社及び運営会社のドライバー(以下、「ドライバー」という。)は、それらの商品の梱包状況を確認することができる。確認の結果、液体の漏れ防止等の対策が不十分と判断される場合、運営会社は、「食べタク」利用事業者に対して適宜必要な措置を執るよう要請し、対策が十分と認められるまでの間、「食べタク」ウェブサイトへの掲載や配送を停止することができる。
4 運営会社は、前項の報告の有無にかかわらず、配送時の汁漏れや型崩れについては、一切の責任を負わない。但し、ドライバーの配送中の転倒や事故に起因して汁漏れや型崩れが生じた場合など、専らドライバーの配送方法により起因する場合はこの限りではない。
5 「食べタク」利用事業者は、運営会社から提供を受ける配車システムを利用して「食べタク」のドライバーの配車を行うものとする。
6 「食べタク」利用事業者が配送商品・配送代金を現金により決済する場合、配送できる商品の合計金額の上限は、受注商品の2万円(税込)とする。但し、「食べタク」利用事業者が運営会社との間で上限額について事前に合意した場合には合意した金額を上限とする。また、顧客と「食べタク」利用事業者との間で商品代金の決済が既に完了している場合には、上限額の定めはないものとする。

第2条(「食べタク」利用事業者の義務)
1 「食べタク」利用事業者は、顧客からの注文受付時に届け先住所を伺い、「食べタク」利用事業者の所在地から配送先の距離を確認しなければならない。確認の結果、配送可能な距離の範囲外にあることが判明したときは、「食べタク」を利用することはできない。
2 「食べタク」利用事業者は、型崩れしやすい商品(寿司、ケーキ、豆腐など)、汁漏れの生じやすい商品(汁物など)に関して「食べタク」を利用する場合は、型崩や汁漏れが生じないよう梱包に万全を期しなければならない。運営会社又はドライバーにおいて、万全な梱包措置が行われないと判断した場合、「食べタク」利用事業者は「食べタク」を利用できないものとする。
3 「食べタク」利用事業者は、ドライバーの配送時の便宜を考慮し、レシートまたは領収書をドライバーが容易に認識しうるための方策として、受注商品又は商品が入っている袋にこれらを張り付けるなどの適宜の措置をとらなければならない。また、顧客の混乱を避けるべく、レシート・領収書には、「食べタク」利用事業者が運営会社に支払う配送費を記載してはならない。
4 「食べタク」利用事業者は、受注時に利用者に対し、アレルゲン(アレルギー)の確認をするほか、消費期限、保存方法等の情報を伝えるものとする。また、電子レンジ対応容器か否かの説明、温めなおす場合の目安(600wで約〇分など)の説明、「本日中にお召し上がりください」等の記載、パッケージを開封しなくても中身を判別できるための記載やシールなど、配送商品について利用者の判別・理解が容易となるよう努めなければならない。
5 「食べタク」利用事業者は、配送商品を原因とする食中毒など、配送商品に起因した万が一の場合の事故の際に賠償責任を果たすことができるよう、賠償責任保険に加入するなど、適切な措置を講ずるよう努めるものとする。

第3条(決済方法)
1 受注商品の支払い方法が現金支払いの場合、ドライバーが(利用者に代わり)商品代金及び配送料の合計額を「食べタク」利用事業者に支払い、その際、「食べタク」利用事業者はドライバーに対して所定の配送料を支払うものとする。
2 受注商品の支払い方法がキャッシュレス決済の場合、顧客負担分の配送料及び「食べタク」利用事業者負担分の配送料の合計額をドライバーに支払うものとする。

第4条(注文のキャンセル時の取り扱い)
1 「食べタク」利用事業者は、配車システムへの配車連絡後、ドライバーによる商品受取り前に、顧客から商品の注文キャンセル又は配車のキャンセルを受けた場合、理由の如何を問わず、直ちに配車システムのキャンセルを行い、配車の必要がないことを通知しなければならない。
2 ドライバーが前項のキャンセルの通知の受領前に「食べタク」利用事業者の所在地に到着した場合、「食べタク」利用事業者は、理由の如何を問わず、キャンセル料として予定していた所定の配送料をドライバーに支払う。
3 ドライバーが配車を依頼した「食べタク」利用事業者から受注商品を受け取り、顧客に届けるまでの間に配送商品のキャンセルが発生した場合、又はお届け時の受取拒否、若しくは留守の場合、ドライバーは、当該配送商品を注文した顧客と「食べタク」利用事業者に適宜の方法により連絡を行う。これらの場合において、ドライバーが商品を受け取った後、1時間以内に宅配が完了しない場合には、ドライバーは「食べタク」利用事業者に配送商品を返却する。この場合、「食べタク」利用事業者は、ドライバーから受領した商品代金をドライバーに返還するものとし、所定の配送料をドライバーに支払う(「食べタク」利用事業者は、所定の配送料の負担を免れることはできず、ドライバーに既に支払った所定の配送料の返還を求めることはできない。)。
4 前項の規定は、通常は想定されない道路混雑・渋滞、不可抗力による悪天候、配送中の不可抗力による事故に伴うキャンセルが発生した場合も同様とする。

第5条(注文商品の受取)
「食べタク」利用事業者は、注文受付時にあらかじめ顧客に次の事項を説明しなければならない。
① 利用者が不在等のために配達商品を受け取ることができない場合、5分間は待機す るが、5分を過ぎるとキャンセル扱いとなること。

第6条(責任の所在)
1 注文商品の相違、数量間違い、金額打ち込みのミス、商品の取り違い、汁漏れ等はすべて当該注文を受けた「食べタク」利用事業者の責任とし、運営会社及びドライバーは責任を負わない。
2 商品の型崩れ、液漏れ(液漏れによる汚損で顧客に損害が発生した場合を含む)、または提供温度へのクレーム(「冷めていた」「溶けていた」等)があった場合においても、運営会社及びドライバーは顧客に対して一切の責任を負わず、顧客の対応は「食べタク」利用事業者が行うものとする。ただし、受注商品の滅失若しくは損傷又は延着についてドライバーに明らかな重過失がある場合には、配送一回当たりの受注商品の合計代金額を上限として補償する(再配達の場合には、配送料は不要とする)。
3 容器や梱包が適切でなかったことが原因で車両のトランク等が汚損した場合、運営会社及びドライバーは、当該汚損原因となった受注商品を受注し配車を依頼した「食べタク」利用事業者に対して車両清掃料を請求することができる。
4 受注商品の引渡しを受ける際に容器・梱包等が明らかに不適切であると運営会社及びドライバーが判断した場合や、容量オーバーの場合、運営会社は「食べタク」の利用を拒否することができる。その可能性が疑われる場合、「食べタク」利用事業者は、事前にドライバーに個別に確認するものとする。
5 万が一、食中毒など配達商品に伴う事故が発生した場合には、運営会社及びドライバーは一切の責任を負わない。「食べタク」利用事業者は、保健所の指導を遵守し衛生管理を徹底するとともに、必要に応じて保冷剤等を準備するなど、適宜の措置を講ずるものとする。

第7条(感染症への対策)
「食べタク」利用事業者は、飲食物の製造・梱包に際し、従業員へのマスク着用・手指の消毒・従業員の体温測定等の必要な感染防止対策を講じ、これを実践しなければならない。

第8条(個人情報 プライバシーポリシー)
1 「食べタク」利用事業者は、あらかじめ、顧客に対して、運営会社が「食べタク」の業務に必要な範囲で、顧客の住所や電話番号等の個人情報を取得することについて了解を得なければならない。
2 運営会社が取得した顧客の個人情報は、「食べタク」の業務が完了次第、消去するものとする。

第9条(利用規約の適用)
「食べタク」利用事業者が食べタクを利用し、又は利用しようとする場合、本利用規約が適用されるものとし、「食べタク」掲載事業者はこれに承諾する。